慰霊の日

忙しくなる日だったのでテンション上げるために早起きして、アメスパとコーヒーを脳内にぶち込みプラザハウスの映画館へ。

この日は『アラビアのロレンス』をスクリーンで。

Netflixでも配信されていましたが、マッチの火を消すシーン(超有名!)で止めたまま(そん時はスマホで見てた笑。ちなみに二十歳前後に一回見たきり。その時はロレンスが傷心し絶望的な表情が印象的みたいな思い出)。

こりゃデカいとこで見ないととずっと思っててようやく続きを見れました。

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前半の砂漠シーンはすごかったー。

ただただ広い砂漠に人がポツンと歩いてるだけで興奮したり、蜃気楼が揺らぐ中、人が歩いていたり、砂漠の中から船がドーンって出たり…なかなかすごかった。

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こりゃ映画館のための映画では?(IMAX云々とかじゃなくて)

インターミッションまであって急いでトイレに行ったりし(助かりました)、続けて後半はクィア的表現があったり途中、お眠になりかけましたが、最後まで見れましたよ(227分!)。

確かにロレンスはクネクネしてんもんな(ルッキズム!>)。

裸白いとか言って胸をそっと触るとか当時は白人がアラブに!?って憤りもあったかも知れないけど今見ると、ロレンスはゲイだったと思い、極めて現代的なテーマじゃない?

と考えてたら伊丹十三のエッセイ『女たちよ!』でロレンス役のピーター・オトゥールが出てくる箇所があるのを思い出してその箇所を再読。

昭和43年に刊行されたエッセイ集であるが、伊丹十三は彼と香港で初めて会った時、クィアじゃないかな?と指摘している。

あれだけ演じられる人、クィア以外いないでしょ、みたいな。

先見の目というか流石、伊丹十三

ピーター・オトゥールは晩年、ゲイであることを公表してたはず。

昭和のエッセイでクィアという言葉がでてくるのもすごいけど。

(⇩若い時のピーター・オトゥールさん)

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そんなこんなでアンダーワールドのボーンスリーピーを爆音でかけながら平和の礎へ。

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実はここ5〜6年、この日は行ってます。

式典のあとの午後くらいから。

今回、臨時駐車場があってそこがまたちょっと遠くて梅雨明け直前みたいな空で炎天下でちょい大変でした。

78年前もこんな暑さの中、戦場となってたんでしょ?信じられないよ。戦争反対。

私はこの日、この場所に行って黙祷とかしないし、身内に戦場で亡くなった人はいないし(兵隊や学徒隊に取られた祖父母はいる)、地元の人の名前は彫られているけど、知っている人はいない。

ただ確認をするために行っている感じです。

(何を確認?)

 

そんな感じでApple musicでSoul screamの『2018〜今』を爆音で聴きながら糸満の、いなみね冷やしもの店へ。

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白熊で有名なところですが(愛しき蒼井優もご来店!)、そば定食のアジフライがめちゃくちゃ美味しいのー!

食べてみて。

 

一旦、帰宅し仮眠とって夜はunripeのリハ。

アルバムのレコーディングの準備(俺はいまアルバム2つ制作中のドラマーなんですよ!すごっ!売れっ子〜❤️)で"クリックの数字と体感は合ってる?問題"を解決する練習。

もうクリックと友達になってます。

 

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